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第43話「内面の作業は、恋愛のためだけじゃなかった」

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38話から、ずっと内側の話をしてきました。自分を見つめること。自分を受け入れること。自分を変えていくこと。そして、整った自分でもう一度扉を開けること。

ここで一度、立ち止まって振り返ってみます。


この5話で、自分達がやってきたこと

改めて言葉にすると、ここまでの作業はシンプルです。

自分の内側で何が起きているかを把握し、それに振り回されなくなること。

それだけです。難しい理論を並べてきたように見えるかもしれませんが、行き着く先はいつもここでした。緊張している自分に気づく。不安になっている自分を認める。守ろうとしている自分を否定しない。

これは、恋愛がうまくいくための技術として紹介してきました。ただ、書きながら自分の中で、ずっと引っかかっていることがあります。

これ、恋愛限定の話じゃないな、と。

仕事の場面でも、同じことが起きている

会議で意見を求められた時、頭が真っ白になる。上司からの評価が気になって、本来のパフォーマンスが出せない。これも結局、自分の内側で起きている緊張や不安に、飲み込まれている状態です。

「今、自分は評価を恐れている」と把握できているだけで、対応は変わります。恐れを消す必要はありません。ただ、把握しているかどうかが、結果を分けます。

家族との間でも、同じことが起きている

子どもについ強い言葉を使ってしまう。パートナーの何気ない一言に、必要以上に反応してしまう。これも、自分の内側にある古いパターンが、無自覚に発動している状態です。

自分の反応パターンを知っている人と、知らない人とでは、同じ衝突が起きても、その後の修復にかかる時間がまったく違います。

自分自身との関係でも、同じことが起きている

そして一番土台にあるのが、自分自身との関係です。恋愛がうまくいっても、仕事で評価されても、自分自身との関係が整っていなければ、その状態は長く続きません。何かのきっかけで、また元のパターンに戻っていきます。

逆に言えば、自分自身との関係が整っていれば、恋愛の結果がどうであれ、人生の土台は揺らぎません。

だから、内面を見つめることをやめる理由がない

人生をよりよくする方法は、他にもいろいろあるように見えます。スキルを身につける。人脈を広げる。環境を変える。どれも間違いではありません。ただ、それらすべての土台にあるのが、自分の内側で何が起きているかを把握できているかどうかです。

土台がないまま積み上げたものは、崩れる時も早いものです。


今日やること

今日は、恋愛以外の場面を一つ思い出してください。仕事でも家族でも構いません。最近、自分が強く反応してしまった場面を一つ選び、その時、自分の内側で何が起きていたかを、言葉にしてみてください。

それができた時点で、もう内面の作業は、恋愛の外側にまで広がり始めています。

内面を見つめること、整えること。人生をよりよくする方法は、結局それしかない。

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