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第23話 RASとは何か——脳は「見たいものしか見ない」

帰宅途中荷コンビニに寄って、雑誌コーナーで立ち止まる40代男 40代からの恋愛マインド
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離婚して間もない頃、街を歩くたびに気づくことがありました。

「カップルが多い…」

以前はそんなに目に入らなかったはずです。でも離婚後の自分には、どこを歩いても仲睦まじい二人組が飛び込んでくる。公園でも、スーパーでも、駅のホームでも。

「こんなに世の中、カップルだらけだったか?」

そう思いました。でも違う。世界は何も変わっていない。変わったのは、自分の脳だった。

RASという機能がある。

Reticular Activating System——日本語で「網様体賦活系」という。脳幹にある神経のフィルターだ。

人間の脳には、毎秒200万以上の情報が外界から流れ込んできます。視覚、聴覚、触覚、温度——あらゆる刺激が絶え間なく入ってくるのです。

それを全部意識していたら、脳は即座にパンクすします。

そこで今回登場する「RAS」が仕事をします。「重要な情報」だけを意識に上げて、それ以外をフィルタリングして捨てる。本当に問答無用で捨ててしまいます。

この問題になるのは、RASが何を「重要」と判断するかということ。。

RASが重要と判断する基準は、主に2つあるとされています。

生存に関わること。そして、強く意識していること。

離婚後の自分は「自分は孤独だ」という意識が強くなりました。

するとRASは「孤独の証拠」を優先的に意識に上げ始めました。街のカップルを、以前より鮮明に認識するようようになってしまいました。

大事なのはカップルの数は変わっていないということ。自分ののフィルターが変わっただけでした。

外界からの情報 毎秒200万以上の刺激が流れ込んでくる 全部意識していたら—— 脳は即座にパンクする だからこそ RAS(網様体賦活系)フィルター 「重要」と判断した情報だけを通す 意識に上がる情報 ほんのわずかな情報だけ それが「現実」になる 見えているものが、世界のすべてになる 何を 「重要」と 判断するか 強く 意識して いること

新車を買った時のことを思い出してみてください。

それまで全く気にしていなかったのに、同じ車種が街中で目につくようになります。あれもRASによるものです。「この車種」を重要情報として登録したから、脳が自動的に拾い始めるわけです。

マッチングアプリで「どうせマッチしない」と思いながら使っていた時期があります。

その時期、本当にマッチすることはありませんでした。。

正確に言えば、マッチのチャンスはあったかもしれない。でも自分ののRASは「マッチしない証拠」を集めるように設定されていた。少し反応が薄い相手を見て「やっぱり無理だ」と判断する。脈がありそうな相手のサインを見落とす。

脳が「無理」という現実を、せっせと構築していた。

これは恋愛だけの話じゃない。

副業で物販をやり始めた頃、最初はリサーチをしても利益の取れそうな商材が全く見えてきませんでした。でもある時期から、急に見えるようになりました。

商材の数は変わっていません。自分のRASが「利益が出る商材」を重要情報として認識し始めたから、今まで素通りしていたものが目に入るようになったということです。

世界は変わっていない。フィルターが変わると、見える世界が変わる。

これが「恋愛量子論」の核心と繋がります。

「自分は選ばれない」と思っている人と、「自分には可能性がある」と思っている人——同じ場所に立っていても、見えているものが大きく違う。出会う人も、会話の流れも、相手の反応の受け取り方も、全部RASが自動で仕分けしている。

内側が変われば、外側が変わる。

観測者が変われば、観測結果が変わる。

真に本質的なことは、極めて単純なものです。

脳のフィルターは、今日からでも変えられます。次回は、「どうせ無理」が現実を作るメカニズムをについて。RASの罠から抜け出す方法を見ていきましょう。お楽しみに!

第24話を読む

見ているものが変われば、今いる世界が変わる。

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