孤独は、欠乏じゃない。
孤独を「何かが足りない状態」だと思っていました。特に眠れない夜は。
でも、違った。
孤独は「自分と向き合える状態」だ。その時間を怖がることは、自分と向き合うことを怖がっているということです。
自分と向き合えないと、結局、相手にも深く向き合えないものです。
「一人でも幸せな人間」が持つ空気。
一人でいることを楽しめる人間には、独特の空気があります。周りにそういう人がいると「うらやましい」と感じたこともあるのではないですか?
焦りがない。依存がない。相手に求めすぎない。
その空気が「余裕」になる。「余裕」は、言葉より雄弁に相手に伝わる。
「この人といると、楽だ」と感じさせる人の多くは、一人の時間を豊かに過ごしている人です。
孤独を埋めるための恋愛は、長続きしない。
不足を埋めるために誰かを求めると、相手に依存してしまいます。
依存された相手は疲れる。疲れた相手は離れる。
恋愛は不足分を補う行為ではありません。
満たされた人間同士が、さらに豊かになるために共にいる、ということです。
出発点が違うと、たどり着く場所も変わる。
一人の時間を、豊かにする。
具体的に何をするかは、人それぞれで。
・好きな音楽をちゃんと聴く
・読みたかった本を読む
・体を動かす習慣を作る
・旨い飯を自分のために作る
大げさなことでなくても良いのです。
自分のために時間と手間をかける習慣が、自己肯定感を静かに育んでいきます。あなたにも「余裕」がうまれて、精神的にも楽になっていきます。
孤独を愛せる人間が、誰かを深く愛せる。
一人でいられる強さは、孤独に慣れること—–ではありません。
一人の時間に価値を見出せることです。
その強さを持った人が、誰かと一緒にいる時間をより豊かにできる。依存じゃなく、選択として誰かといられる。
それが40代からの恋愛の、一番の強み。
今日やること、一つだけ。
今夜、スマホを置いて一時間だけ自分のために使う。何をするかは自由。
その一時間が、あなたの土台を少しずつ再構築していきます。
次回は「価値観の一致」の話。好きという感情だけでは越えられない壁と、その先にある関係について。
お楽しみに!→ 第15話を読む
一人でいられる人間が、一番深く誰かを愛せる。

