RASの話をした時、こんなことを話しました。
「安心感を感じることが、RASへの命令になる。」
また、アタッチメント理論の話をした時はこんなことを言いました。
「新しい安全基地体験の積み重ねが、パターンを書き換える。」
2つの理論を並べてみると、気づくことがありました。
どちらも、同じ場所を向いていた、ということです。
2つの理論の共通点
RASは脳のフィルター理論です。何を探すかによって、見える現実が変わる。「安心感」を繰り返し感じることで、脳は安心できる相手・場所・関係を現実から探し始めます。
アタッチメント理論は愛着の理論です。幼い頃の安全基地体験が、大人の恋愛パターンを決める。新しい安全基地体験を積み重ねることで、脳のパターンが書き換わっていきます。。
表現は違いますが、でも本質は同じようです。
極めて重要なこと、
それは「安心感」を身体で感じることが、すべての起点になる、ということです。
RASへの命令も、アタッチメントスタイルの書き換えも、どちらも「安心感を感じる」ことから始まります。難しい理論に見えて、やることは一つです。
なぜ「安心感」がすべての起点なのか
人間の脳は、危険を感じている状態では学習できません。新しいパターンを取り込めません。
不安な状態で出会っても、不安なまま関係を深めても、脳は「やっぱり危険だ」という証拠を集め続けます。そのパターンは変わることがありません。
逆に、安心している状態では脳が開き、新しい情報を取り込み、新しいパターンを学べます。
だから「安心感」が起点になるというわけです。安心している状態を作ることが、変わるための重要な条件です。
整理する
ここまで話してきたことを、シンプルにまとめてみましょう。
RASが教えてくれたこと: 何を感じるかが、見える現実を決める。安心感を感じ続けることで、出会いが見え始める。
アタッチメント理論が教えてくれたこと: なぜ同じパターンを繰り返すのかには、理由がある。そのパターンは、新しい安全基地体験によって書き換えられる。
2つの統合: 安心感を身体で感じることが、RASへの命令にもなり、アタッチメントスタイルの書き換えにもなる。やることは一つです。。
内側が整ったら、出会う場所を選ぶ番だ。バツイチ・子持ちへの理解がある層が集まるマリッシュ(marrish)は、40代からの再出発に向いているアプリだと自分は思っています。次回から、また別の角度からこの話を掘り下げていきます。
神経系の話。なぜ緊張した状態では魅力が出ないのか。なぜ「自然体」でいられる人間が愛されるのか。その答えが、最新の神経科学にあります。。
ポリヴェーガル理論——聞いたことがない人も多いと思います。でも知った時、「だからあの時うまくいかなかったのか」と腑に落ちるはずです。
お楽しみに!
→ 第34話を読む

