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第47話「反射的な言葉の正体、自律神経に聞いてみる」

40代からの恋愛マインド
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子どもへの強い言葉について書いた前回、思っていた以上に反応をいただきました。「気づくことから、関係は変わっていく」——そこまでは分かった。では、その「反応」自体は、そもそも何なのか。今日はもう一歩踏み込んで、身体の仕組みから見ていきます。

前回:第46話「子どもへの強い言葉、その根っこにあるもの」


反射は、意志の弱さではなかった

「また同じ場面で同じ言葉が出た」——これは性格の問題でも、意志の弱さの問題でもありません。自律神経が瞬時に「安全か、危険か」を判定し、考えるより先に反応を起こしている。それだけのことです。

このメカニズムについては、以前ポリヴェーガル理論の回でも触れました。人間の身体には、危険を察知した瞬間に、思考を飛び越えて反応する仕組みが、もともと備わっています。子どもへの強い言葉も、その延長線上にあるものだったわけです。

40代からの神経系という視点

40代に差し掛かると、若い頃より「なぜ自分はこう反応するのか」を、少し落ち着いて観察できるようになります。感情に飲まれるだけでなく、その裏にある身体の状態に目を向ける余裕が出てくる時期でもあります。

反応そのものをなくすことはできなくても、反応の「起点」に気づく力は、年齢を重ねるほど育てやすくなります。

思考を変える前に、身体を整える

これまでの自己啓発の多くは、「考え方を変えれば、行動が変わる」という順番で語られてきました。ですが近年、欧米のウェルネス領域では、逆の順番が注目されています。身体の状態から自律神経の状態が決まり、そこから感情が動き、思考が生まれ、行動につながる——という流れです。

つまり、いきなり「前向きに考えよう」とするのではなく、先に身体を落ち着いた状態に戻す。そこから初めて、思考や言葉が変わっていく、という考え方です。これは根性論ではなく、身体の仕組みに沿った、理にかなった順番だと自分は捉えています。

今日、意識してみること

今日は、自分が緊張したり、イライラしたりした瞬間に、身体のどこが反応しているかを、一度だけ観察してみてください。肩、呼吸、胃のあたり——どこでも構いません。「考える」前に、「感じる」ことから始めてみましょう。

言葉より先に、身体が反応している。そこに気づけた瞬間から、自分との付き合い方は変わり始めます。

→ 次回:第48話「感じることから始める、身体との付き合い方」

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